この地球のドコカ。
初めて声を出した生き物は、
どんな生き物だったのだろう?
その生き物はどんなときに、声をだしたのだろう?
お腹がすいたとき? 嬉しかったとき?
痛かったとき?それとも誰かを呼びたくなったとき?
生まれたとき?
などなど、色々想像してしまう、「初めての声」。
命と身体いっぱいにして声を出してきた生き物の中
に、わたしたちも含まれているののだけれど、
いつの間にか現れなくなってしまった、
わたしだけの、素顔の声。
人との関わりの中で、喉元や胸をきゅっと縮めて、
お腹をつかわずに、いろんな表現を身に着けてきた
けれど、気持ちいい、宇宙を世界を貫いていくような
まっすぐな声、出していないような。
声と身体は繋がっている、そんな気づきの中で、
出会いたい声、がございます。
声のWS『月の声』。皆様のおかげで素敵なワークショップを開催することができました。こころから感謝申し上げます。
声のワークショップシリーズ、2回目はインドの古典音楽、ドゥルパド声楽、
他幅広い豊かな声の表現力を持つshreeさんとバーンスリー奏者のNoriさんが
ファシリテーターとしてお越しくださいます。
shreeさん&Noriさんは、前回『闇と火』という音楽ライブを企画させて頂いたときにも、
歌い手と奏者としてご協力くださいました。今回前半はshreeさんが
ナーダ(音)ヨガの発想を取り入れたワークショップを、後半は神秘的な声の体験に導いて
ゆく、Noriさんのオーバートーンチャンティング、
満月の前日というパワフルな日に、どんなワークショップになるかとても楽しみです。
★お知らせ★
こちらのワークショップは定員となりました。ご協力くださいましたみなさま、
応援してくださいましたみなさま、こころから感謝申し上げます。
・日 時: 2014年9月7日(日)14:00~17:00
・ファシリテーター: shree(ドゥルパド声楽、歌い手)&Nori(尺八、バーンスリー奏者)
・会 場: 靭テニスセンター【第2スタジオ】 (うつぼ公園(西園)内にあるセンターの地下)
facebookでは、イベントを立ち上げております。そこでは、聞きなれないかもしれない言葉、「チャクラ」のことなど、わたしなりの解釈と学びで説明、お話を随時アップさせていただいております。他、持ち物や色々気になったこと、面白い!と思ったこと等々。ゆるゆる書いてます。気軽に、ちょっと覗いてみてください。
(gio氏)。 ←ピンクの月の画像をクリックしたら、ジャンプします。
ナーダヨーガの思想を取り入れた、からだと声のワーク。会陰部から頭頂部にかけてある7つのエネルギーセンターであるチャクラにアプローチしてゆきながら、体の中心をかけぬけてゆくような深い呼吸と声の体験。無理のない今の自分の声で、ゆっくり体験します。からだがふっと軽く、視界が軽くなり、今まで体の中にエネルギーが滞っていたのだと気づかされる瞬間が訪れます。とても気持ちいいです。
1959年3月3日生まれ。1981年大阪大学文学部美学科卒。1987年、初めてのインド旅行。以来四半世紀間もっとも多くの時間をインドで過ごす。主に北インドの聖地ヴァラナシで、サントゥール・タブラ・パカーワジ・声楽などの北インド古典音楽を習う。インド各地で、サンスクリット語、ハタ・ヨーガ、ヴェーダーンタ思想にも親しむ。1992年より、北インドの古楽であるドゥルパド声楽を、ベナレス・ヒンドゥー大学のリトウィック・サンニャル教授より師事。声楽の第一の師として現在にいたるまで指導を受けている。1997年、天空オーケストラのイギリスツアーにヴォーカリストとして参加。近年はドゥルパド界ダーガル流派の声楽の巨匠ウスタッド・ジア・ファリドウッディーン・ダーガル、その甥のルドラ・ヴィーナーの演奏家ウスタッド・モヒ・バハウッディーン・ダーガル、グンデーチャ・ブラザーズの指導も時々仰ぐ。2008年2月、智慧の道のグル・ムージより「Shree」と言うサンスクリット名を授かる。
南インドの瞑想の聖地ティルヴァンナーマライにしばらく住む。毎年数ヶ月日本やアジアの国々を訪れ、ドゥルパド声楽ライブとヴォイス・ワークショップのツアーを行っていたが、2013年春より生活の中心を日本にシフト。
現在は、これまで学んできたことをベースにオリジナルな魂のうたを模索中。
うおあえい、ん、などの母音をつかったオーバートーン(倍音)を声で出してゆく体験。チベットのホーメイよりも喉に力の入らない自然な状態で出す精神性の高い、発声法です。声の振動が体へと伝わり、他者へと共鳴していく広がりがとても素晴らしい体験となるそうで、とても楽しみです。声をだしていると、軽やかに体も動かしたくなる、楽しい感覚もあります。 日本でまだなかなか体験できない倍音唱法で、前衛的なパフォーマンスなどにも取り入れられていたり、興味深い声の世界です。
北インドの竹の笛バーンスリー及び尺八製作、演奏。1952年東京生まれ。19歳のころから世界中を旅する。竹の笛を愛し、Nori Venugopalの名で北インドの竹の笛バーンスリーを製作。ドイツに暮らした80年代前半、 はじめて日本の古典文化の素晴らしさを発見 。尺八を手にし、 日本を訪れては、西村虚空などのマスターを訪ね歩く。 この頃、日本で掘り集めた竹での尺八製作が、Noriの 笛作りの原点となる。
また、小浜の仏国寺の摂心に参加するなど、禅文化にも目覚める。ドイツでは、ミヒャエル・フェッターにオーヴァートーン・チャンティング(倍音唱法)を師事。 レインボー・ギャザリングなどでワークショップをしたり、舞踏ダンサーとコラボレーションなど、ドイツの内外でパーフォーミング・アートを行う。
尺八・バーンスリー・ハープ・倍音唱法
最後に、今感じていることや、感じたこと、どんな体験だったかなどを、ゆっくりシェア。お話したくないなぁ、このまま言葉にせずに過ごして終わりたい、という方はそのまま聴いているだけでも大丈夫です。休憩、休息を兼ねてゆっくりトーンを落ち着かせてゆく時間に。