岩下徹<即興ダンス>によるワークショップ『少しずつ自由になるために』開催しました。

これで3年目となります岩下徹さんのワークショップ、ずっとご縁をいただいてることに深く感謝しながら、今回も無事に開催することができました。

 

午前中は岩下徹さんの即興ダンス公演『みみをすますー谷川俊太郎同名詩集(福音館書店)よりー』を2年ぶりに開催し、午後はワークショップ、という大変贅沢な時間でした。

 

ただ午前に公演をすると、ワークショップの時間が短くなってしまうため、一日WSをするか午前は公演にするかという選択の悩みもあったのですが、「岩下徹さんのダンスが見たい」という自分の欲求と情熱に従うことに。2年前、野外での即興ダンス公演を開催したのですが、スタッフは正直、あちこちに気がいってしまいゆっくり見ることができませんでした。。。。(TへT) 是非とも岩下さんのダンスをゆっくり体験したい。という理由だけではなかったのですが、今回は室内で沈黙を舞台にダンス公演を開催しました。

 

ワークショップへ参加してくださる方々に、できれば一度岩下さんのダンスも体験してもらえたらという気持ちがありました。岩下さんが身体と外との関係をどのように体験しているかなど、感覚的に感じてもらえる場をつくることも大切なのかもしれないと思い。

 

というわけで、午前は岩下徹さんの即興ダンス、午後は2時間のワークショップを開催。自分の身体の底の部分からはじまり、ゆっくり身体に向き合ってゆく感覚を久しぶりに濃厚に味わいました。

 

普段、私は身体で表現しましょう、というワークショップがあまり得意ではないのですが、なぜか岩下さんのワークショップは信頼して身をゆだねてゆくことができます。それは岩下さんの即興ダンスの誕生や、「表現ではない」ということばの中にある本質と関係しているのだろうと思います。不自由さから立ち上がる動き、身体にしっかりと結びついてる動き。しっかりと通りぬけてゆかねばならないところをちゃんと通過してゆく確かなもの。

 

今回参加された方々には、続きがやりたい!、もっとやりたかったという声をいただきました。毎回参加してくださっている方は、参加するたびに発見があるとおっしゃってくださり、気持ちよかった、というお声もいただきました。

次回はもっと時間をかけてゆけるような企画をしたいなと思っております。

 

いつも応援してくださっている方々に支えられてのイベントですが、今回もたくさんのご協力、お一人お一人のお気持ちに助けていただきながら開催することができました。

 

ツイッターやfacebookでシェアしてくださったみなさま、フライヤー配布のご協力、告知の場をつくってくださったおともだち、フライヤー設置のご協力くださいましたみなさま、たくさんの方々に深く、深くお礼申し上げます。

 

 

(KIKU)